トップページ学生インタビュー生野 杏朱

  •  教育学研究科
  • 生野 杏朱 さん (鹿児島女子高等学校)
  • 鹿児島大学の様々なヒト、モノ、コト。

Q.鹿児島大学の魅力は?

 私が考える鹿児島大学の魅力は,自分の目標,やりたいことに挑戦できる環境が整っているところだと考えます。
 鹿児島大学は,様々なヒト・モノ・コトにふれることができる大学です。

 ヒト:高い専門性をもたれ,それぞれの分野で幅広くご活躍されている大学の先生方からご指導いただけること。
 モノ:鹿児島大学の先輩であり,発展に寄与された稲盛和夫さんが建設された施設や設備があること。稲盛記念館から見える桜島,秋に色づく銀杏の並木道,出迎えてくれるヤシの木等 鹿児島大学でしかみられない絶景も一押しです。
 コト:サークル活動,グロスペ:Global Language Space(留学生と行う外国語活動),ボランティア活動,各学校種での実習,学会発表 等のこと。


Q.大学生活で一番打ち込んでいることは?

 私が大学生活で一番打ち込んでいることは興味のあることに進んで参加することです。
 学部時代は,友人と様々なボランティア活動に参加,フットサルの全国大会に出場したり,友人に誘ってもらった韓国語のスキット大会に出場したりしました。(ちなみに,両方優勝しました( ^ω^ ))
 教職大学院入学後は,小・中・高校,特別支援学校での実習,TA,学会での発表等をさせていただいています。また,現在は,大学院の授業の中で,自身の研究のために様々な分野の専門的な大学の先生方に,ご指導をいただきながら論文執筆に勤しんでいます。大学6年間を通して,自身の興味があることに挑戦し,様々な経験を積むことができました。

Q.これまでの大学生活を通じて、自身の成長を感じたことや印象的な出来事があれば教えてください。

 私自身これまでの大学生活を通じて,自分の成長を感じたことは3つあります。1つに,本当の意味での"学ぶことの楽しさ"を感じることができたことです。学部の2年生の頃から研究室の教授と共に甘酒の研究をさせていただき,好きなことを極める楽しさ,"学ぶことの楽しさ"を教えていただきました。"学ぶことの楽しさ"を感じることができたことも大学に入って良かったと心から思っています。
 2つに,学部時代の教育実習,教職大学院での小・中・高校,小規模校,特別支援学校と様々な学校種での実習を通して成長を感じたことをあげます。はじめての教育実習は,コロナ禍真っ只中で,評価授業1本のみでした。緊張で,生徒を前に頭が真っ白になったことを今でも鮮明に覚えています。緊張に打ち勝つことができず,生徒に申し訳ない授業をしてしまったと涙が溢れました。これで教壇に立つのは不安があるという気持ちから教職大学院への入学を決めました。多くの実習を通して,生徒と目を合わせながら授業ができるようになり,まだまだではありますが,以前より柔軟な対応ができるようになったのではないかと感じます。授業の中で,生徒たちが目を輝かせながら興味をもってくれている様子が伝わってきた時は,特にやりがいを感じています。
 3つに,教職大学院での学びをあげます。教職大学院では,2つの学会で発表の機会をいただきました。はじめは自分にできるだろうか・・・そんな不安もありましたが,大学の先生にご指導いただきながら学会に向けて万全の準備を行い,発表をさせていただきました。その時の達成感は,言葉で言い表せないほどでした。また,大学入学当初は,意見を他者に伝えることが苦手で,自分にとっての課題でした。しかし,日々の授業や論文執筆に向けて大学の先生方とディスカッションをする中で,自分の言葉で他者に伝える力が身に付いたのではないかと感じています。

Q.大学卒業後や将来の夢、目標は何ですか?

 私は,4月から家庭科の高校教師として合格をいただいています。生徒に寄り添える教師,生徒から信頼される教師を目指して,日々学び続けていきたいです。

Q.鹿児島大学への入学を希望している高校生に向けてのメッセージや本学のPRをお願いします。

 今は,大学入試を前に不安でいっぱいだと思います。私も6年前皆さんと同じ気持ちでした。この辛い時期を乗り越えた先に新たな道が開けていると信じて今ある力を出しきってください。鹿児島大学で6年間,小学校と同じ年数を過ごしてきた私から,声を大にして,"鹿児島大学は最高の大学"だということを伝えたいと思います。ぜひ,鹿児島大学で,最高の大学生活を過ごしませんか?皆さんの入学を心からお待ちしております。