トップページ学生インタビュー脇丸 太樹

  • 理工学研究科 
  • 脇丸 太樹 さん (鹿児島中央高校)
  • 研究活動を通して得られたのは、伝えたいことを他者に分かりやすく伝える能力。

Q.鹿児島大学の魅力は?

 鹿児島大学の魅力はメリハリがしっかりしている所だと思います。講義がある時期は図書館や学習交流プラザで遅くまで勉強している学生が見られますし、長期休みでは旅行やキャンプでとことん遊んでいる学生が多い印象です。社会人になるにあたってメリハリをつけて生活する事は重要な事なので、学生の時にその練習が出来る事は良い点だと思います。学内に飲食が出来る場所が3個あり、どの場所のご飯も美味しいです!また、大学周辺には学生向けのお店も多いので毎日美味しい昼食を食べることも出来ます!私は美味しい昼食を楽しみにしながら研究を頑張っています!


Q.大学生活で一番打ち込んでいることは?

 学部生の時はサークル活動に打ち込んでいました。私は陸上愛好会に所属しており、メンバー100人規模の大きなサークルです。サークル活動は異なる学部の学生と交流できる貴重な機会ですし、学生のみで泊りがけのイベントを企画・運営する経験を得られました。学部2年生の時にサークルの監査を任され、幹部の一員として活動しました。サークル活動での経験は就職活動の面接の際にもエピソードとして使えるものが多かったので、大学に入学したら、様々なサークルに目を通す事がおすすめです。
 大学院生となった現在は研究に打ち込んでいます。学部生の頃とは異なり、自身の研究と向き合う時間が増えました。学部生の頃と大きく異なったのは研究成果を発表する機会が増えた事です。学会で他大学の学生と研究についての意見交換をすると研究に対するモチベーションが上がりますし、社会人として働く際に必要になってくる自身の伝えたい事(研究)について他者に分かりやすく説明する能力が鍛えられると感じています。卒業まであと少しですが、大学生活の集大成として悔いの残らないように研究活動を続けていきたいと考えています。

Q.大学生活において、コロナ禍の影響を大きく受けたことは?

 大学卒業後の進路に最も大きく影響を受けました。私は学部生時代に公務員を志望していました。しかし、新型コロナウイルスが流行し始めた年だったという事もあり、私の同期は全員コロナ禍初の就活生となりました。例年とは異なる試験日程や面接方式にうまく対応できずに、志望度が高かった所から内定を頂く事が出来ませんでした。しかし、試験日が例年より遅れた事で研究室の活動の時間が増え、研究の楽しさを知ることが出来ました。そこで、大学院に行って自分の行ってる研究を続けたいと思うようになりました。コロナ禍によって私の生活に悪影響を与えた部分はありますが、進学についての部分だけを見れば私にとって良い影響を与えてくれたものでもあります。どんなハプニングも自分にとってのプラスな出来事に変えていきたいと思うようになりました。

Q.これまでの大学生活を通じて、自身の成長を感じたことや印象的な出来事があれば教えてください。

 私はサークル活動を通じて自身の成長を感じることが出来ました。私の所属するサークルでは新入生の半数が辞めてしまうという課題がありました。私の同期も半数が活動に来なくなってしまって、そのことをどうにかして改善できないかと考えました。そこで、辞めてしまったメンバーに理由を聞くと「走るだけでつまらない」という意見を聞きました。そこで走る以外のイベントを行うことを幹部会議で提案し、ドライブやスポーツ大会等を行いました。その結果、新入生のほとんどが継続して活動に参加してくれるようになりました。この経験から課題に対して原因を探って解決策を提案し、実行する力をつけられたと思います。

Q.大学卒業後や将来の夢、目標は何ですか?

 私は大学生活(研究、サークル活動、アルバイト)の中で得た経験を使って出身地である鹿児島に貢献したいと考えています。私は防災関係の企業に就職を決めました。鹿児島は災害による被害が大きい場所なので、私が関わった商品が鹿児島に住む人々の生活を守る一部になる事が将来の夢です。

Q.鹿児島大学への入学を希望している高校生に向けてのメッセージや本学のPRをお願いします。

 高校生の頃の私にPRをするなら、鹿児島大学は夏休みがとても長く色々な事が経験できるという事を推すと思います。鹿児島大学に入学した年の初めての夏休みでは「長すぎて疲れる」と思うほどの休みがあります。是非、この長い休みを活用して様々な事に挑戦してもらいたいです。サークル活動バイトや旅行、資格試験、留学など沢山の成長の機会が皆さんを待っています。大学生活は人生の夏休みとも例えられる通り楽しみがいっぱいです。鹿児島大学で最高の時間を過ごしましょう!