トップページ学生インタビュー鮫島 芳宗

  • 医学部 医学科
  • 鮫島 芳宗 さん (れいめい高等学校)
  • 「今置かれた状況下で最大限に習得できることは何か」。脳卒中をテーマに臨床と研究の両立を目指す!

Q.鹿児島大学の魅力は?

 鹿児島大学は、国際化に対応できる多くの教育プログラムを持ち、グローバルな視点を持ちながら、それぞれの専門領域の知識・技術を習得できます。また、個人の自主性を尊重しており、数多くの研究分野で自分の興味のあるテーマを研究することができるのも魅力の一つだと思います。


Q.大学生活で一番打ち込んでいることは?

 鹿児島大学医学部医学科では、臨床医として必要な専門的知識・技術の修得のほかに、研究活動を積極的に推奨しており、私自身も1年次から6年次まで続けて基礎研究活動を行っています。
 基礎医学研究では、疾病を細胞や分子レベルといったミクロな視点から追究し、早期診断や新たな治療法の開発への応用を目指しています。

 

Q.コロナ禍において、勉強や研究のモチベーションを維持するために努力したことや工夫したことを教えてください。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、臨床実習(5~6年次に行う病院内実習)や動物を用いる実験、学会への参加などに大きく制限がありましたが、オンラインでの講義・実習といった代替手段を通して、「今置かれた状況下で最大限に習得できることは何か」を考えながら行動するようになりました。また、時間は有限であり、後回しにせず、今できる時に行うという心掛けも大切にしました。

 

Q.あなたがこれまでの大学生活を通じて、自身の成長を感じたことや印象的な出来事があれば教えてください。

 大学での学業や研究では自分で選択する場面が多く、時にそれは今後の将来を大きく左右することにもなると思います。私は、そこで自分がどのように決定するか、そしてその選択に対する責任を自覚するようになったと思います。実際に、医学科卒業後には臨床医のみならず、研究医、法医学者、医系技官(厚生労働省をはじめとした医療行政に携わる医師)などの様々な職種の選択肢があり、将来を見据えて学業や研究に励む必要があると思います。

 

Q.あなたの大学卒業後や将来の夢、目標は何ですか? 

 大学卒業後は臨床研修を2年間行い、臨床能力を修得しますが、加えて研究も継続したいと考えています。自分の研究テーマは「脳卒中」に関するものですので、その領域の臨床と研究の両立を目標としています。

 

Q.鹿児島大学への入学を希望している高校生に向けてのメッセージや本学のPRをお願いします。

 鹿児島大学には、自分の視野や選択肢を広げるチャンスが数多くあり、自分の人生にとって貴重な経験をできると思います。また、大学生活で出会う先生や友人、先輩は頑張るあなたをきっとサポートしてくれると思います。医学部医学科でも臨床と研究の両立をサポートする「基礎研究医プログラム」や「早期履修制度」といった将来の可能性を広げる制度があり、留学などを通してグローバルな医療を学べる機会もあります。
受験は大変だと思いますが、それを乗り越えた先にはきっと充実した大学生活が待っています。合格目指して頑張ってください。