トップページ学生インタビュー田島 大輔

  • 農学部 農業生産学科
  • 田島 大輔 さん (国分高等学校)
  • 操縦かんを握り、故郷の上空を航行した夢のような2週間を忘れない。

Q.鹿児島大学の魅力は?

 南北600kmのフィールドで研究できる。就職活動の際には「鹿大生」としてのブランドが存在し、県内の企業においては評価が高いこと。県外の企業であっても、他の大学生と対等に戦うことができる。稲盛和夫名誉博士と関りが深い「SKY CAMP」という、学生自らが小型の飛行機を操縦するプログラムが存在する。


Q.大学生活で一番打ち込んでいることは?

 打ち込んでいることが多岐にわたるため、ひとつに絞るのは難しい。ただ、何事にも挑戦するようにしている。薬丸自顕流(習い事)、予備自衛官補の訓練などは、現在も打ち込んでいる。その中で、最も力が入ったのは(先ほど紹介した)SKY CAMPである。操縦かんを握り、故郷の上空を航行した夢のような2週間を忘れない。

Q.大学生活において、コロナ禍の影響を大きく受けたことは?

 2022年4月に3年次編入したので、そこまで影響を感じたことはなかった。飲み会などが制限を受けたこと。

Q.これまでの大学生活を通じて、自身の成長を感じたことや印象的な出来事があれば教えてください。

 これまでの高校と短大は、知識を詰め込むだけの学習が多かった。大学における研究では、正解がないと思う。そのため、「自分はどう考えるか」などのアウトプットが身に付いた。気になった事柄については、自らの視察で学習することを努めた。例えば、山都町のジビエ工房、志布志の営農型太陽光発電などの現地・現場に赴いた。

Q.大学卒業後や将来の夢、目標は何ですか?

 来春から、報道の仕事に就くことが決まっている。ひたむきに努力する人にスポットを当てる記者になりたい。お世話になった両親と、大好きな鹿児島に恩返しすることが目標。いずれは、叩き上げの政治家を目指す。

Q.鹿児島大学への入学を希望している高校生に向けてのメッセージや本学のPRをお願いします。

 「目指すのは難しい、合格が厳しい」などの高校生に伝えたいことは、どうにか諦めないでください。(わたしのように)入学できるとは思わなかった人もたくさんいます。重要なのは、どうして鹿児島大学で学びたいのかを本気で考えることです。そうすれば、自然と道は拓けると思います。最後の最後まで諦めずに頑張ってください。