トップページ学生インタビュー蔵元 智英

  • 共同獣医学研究科 
  • 蔵元 智英 さん (宮崎県立小林高等学校)
  • 臨床の現場に有用な幹細胞を用いた再生医療について獣医寮への応用を。

Q.鹿児島大学の魅力は?

 キャンパスが鹿児島市内にあり、利便性の良い土地に存在しています。そのため様々な活動がしやすく、帰省等も非常に楽に行えました。また共同獣医学部であるため山口大学との交流があり、また授業においても両大学のエキスパートの先生から講義を受けられるのは非常に魅力的でした。


Q.大学生活で一番打ち込んでいることは?

 私は、共同獣医学部附属動物病院に勤務しながら大学院生活を送っております。そのため、日頃の臨床での疑問点を大学院の生活において研究し、臨床獣医学に還元できるよう日々研究と臨床を精進しております。

 

Q.コロナ禍において、勉強や研究のモチベーションを維持するために努力したことや工夫したことを教えてください。

 学会や研究会がほとんどオンラインでの開催となり、現地で意見を交わしながら知識を深めていくということが難しくなりました。その一方で、普段は時間や移動の距離などによって参加できなかった学会などに参加できるようになりました。そこで、自分が主に携わる分野以外の講演など参加し知見を広げていき臨床・研究に対するモチベーションを維持しました。

 

Q.あなたがこれまでの大学生活を通じて、自身の成長を感じたことや印象的な出来事があれば教えてください。

 学部生時代に小動物臨床の研究室に所属し、実際に附属動物病院で先生方と診療を共にしました。非常にシビアな状況な動物の診療にも携わることができ、その経験によって小動物臨床獣医師として働き始めて1年目からある程度は落ち着いて診療に取り組めていると思っております。

 

Q.あなたの大学卒業後や将来の夢、目標は何ですか? 

 臨床獣医師としての立場から臨床の現場に有用な幹細胞を用いた再生医療について獣医寮への応用ができればと思っております。

 

Q.鹿児島大学への入学を希望している高校生に向けてのメッセージや本学のPRをお願いします。

 共同獣医学部についてお話しさせていただくと、他の大学に比べ臨床獣医師としての教育が非常に充実したカリキュラムとなりました。また、研究の分野や公務員獣医師へ進む学生に対する教育や教員の熱量は他大学を凌駕するものと思います。自分がどういった獣医師になるかは、まだ決まっていない高校生の皆さんはたくさんいらっしゃると思いますが、どの分野に進むにしても鹿児島大学は対応できる大学ですので、ぜひ鹿児島で学んでみてはいかがでしょうか?